1993年生まれ、邦ROCKに育てられた男がおススメする厳選プレイリスト
時間帯や季節、気持ち、シチュエーションなどのシーン別にぴったりの曲をご紹介していきますので、BGMの参考などにして頂ければと思います。これまで公開したプレイリスト一覧はこちらからどうぞ。
私の青春時代である2000~2015年くらいを中心に選んでいきますが、たまに新しい曲や古い曲も混ぜていきます。選定基準は歌詞、曲調、曲名、テンポ感などがメインです。
今回は、「山登り」プレイリスト8選です!
梅雨明けごろや秋ごろは、山登りが最高に気持ちいい季節ですね。海を歌った曲がたくさんあるのに比べ、山の曲というのはなかなか見当たりません。今回は、山登りをしている時に聴けば歩く元気をもらえるような曲たちを厳選しました。頂上の景色に向かって、楽しみながら突き進んでいきましょう!
- 1.マウンテン・マウンテン / cero
- 2.MY FOOT / the pillows
- 3.STAIRS / RIP SLYME
- 4.クライマー / Galileo Galilei
- 5.Dreamin' Boy / Yogee New Waves
- 6.YAMABIKO / NakamuraEmi
- 7.GOING TO THE MOON / TRICERATOPS
- 8.Happy Trail / 大橋トリオ
こちらからSpotifyのプレイリストにいけますので、ぜひフォローよろしくお願いします。
1.マウンテン・マウンテン / cero
最高に楽しく、山の空気感にも合った曲調です。様々な音が使われ鮮やかに曲が展開していく様子は、頂上に着くまでに色々な景色やストーリーがある様子を連想させます。気づいたらテンション感もぐっと上がっていくのがいいですね。
ちなみに歌詞に出てくる「3,180m」の山を調べてみると、飛騨の槍ヶ岳がちょうどその高さみたいです。みんなで槍ヶ岳に登った時にでも作った曲なんですかね。
ミニチュアを使った山登りMVも可愛らしくて面白いですね。実は公式のMVではなく、ceroの友人である作者が勝手に作ったものとのことで驚きです。
「(マウンテン マウンテン) 煙草プカプカ
(31と) 飴ちゃん舐めて
(80m) 一休みしたなら
(マウンテン マウンテン) ぼちぼち歩こう」
2.MY FOOT / the pillows
音楽的に非常に「自然体」なせいか、大自然にも溶け込むギターロック。とってもシンプルですが、胸の内側から熱が込み上げてくるような曲です。
イントロのチョーキングとかも、普通に同じ音のチョーキングを繰り返してるだけなのになんであんなにも良いのでしょうか、、、
歌詞も、山について歌っているわけではないですがぴったりの内容なので、ぜひ口ずさみながら進んでみてください。
「いつの日か立ち止まるのなら
冒険家のように進め my foot
道なき道を」
3.STAIRS / RIP SLYME
しっとりと落ち着いた雰囲気のまま、じわじわと一歩ずつ足を踏み進めるように進んでいく曲です。
大サビの合唱部分では、RIP SLYMEメンバーのクラブ仲間や信頼しているアーティスト達に参加してもらったとのこと。
始めてMVを見たのですが、なんとメンバーがひたすら山登りしてるというものでした。イルマリはこのとき「生まれて初めて山頂というところに行った」と語っています。
ちなみに、今回は the Emotions の『Blind Alley』をサンプリングしているようです。
「もう一歩前へ あと一歩上へ
果てしなく My way 上がっていく Stairway」
4.クライマー / Galileo Galilei
TVアニメ『ハイキュー!! セカンドシーズン』のエンディングテーマ。元々ハイキューの読者だった尾崎は依頼を受けて、すでに制作していた曲をストレートなものに落とし込んだとのことです。
分かりやすい爽快感や勢いが感じられる曲ですので、登山スタート!という時に聞くとよりテンションが上がるのではないでしょうか。
(抜粋)雄貴「曲の中に『ここが好き』って感じられる部分があるのが大事だということで。ただそれって人それぞれじゃないですか。 --- だからフックってミュージシャンにとっての挑戦だと思うんです。メンバー全員でフックを作るのは最近一番エキサイトする瞬間だったりもしますね。」
Galileo Galilei「クライマー」インタビュー - 音楽ナタリー 特集・インタビュー
「これからだって僕の肺は
上って降りるまで呼吸できるよ
辿り着いても "もっかい!" って感じ
目指すその頂点」
5.Dreamin' Boy / Yogee New Waves
壮大さと軽快さが同居した、とっても味わい深い曲です。
なんといってもイントロの雰囲気が最高にいいですよね。あの「くるぞくるぞーーー!!」というテンポ感から、気楽なテンション感に繋がるところは何度聴いても素晴らしいです。
強く歪んだギターが、疲れてボーっとした頭に広がり意識を揺さぶります。歩き疲れてもうダメだとなったときに聴けば、最後の力が振り絞れそうな曲ですね。
「もうすぐ雲を抜けるさ
あの山を越えたときに僕らは笑い合ったんだ」
6.YAMABIKO / NakamuraEmi
全国のラジオ局でパワープレイを獲得し、高い注目を浴びた曲。元々は「中村絵美」としてバラード系の弾き語りを行っていたのですが、ヒップホップやジャズに影響を受け「NakamuraEmi」として新たな音楽スタイルで活動を始めました。
アコギ一本で進んできたところに、ドラムとベースが入ってくる瞬間のセンスが抜群。背筋がゾクッとします。曲を通してリズム隊のノリが非常にいいですね。繰り返しの多い構成の中でフレーズの多彩さが光ります。
歌詞の内容は、様々な職業を転々としてきた彼女がたくさんの人々に出会った経験を踏まえ、人生について歌ったものです。山登りをしながらこういうことに思いを巡らせてみるのもいいですね。
「上に行けば道は 何の音も聴こえない
自分の足音だけがザッザッザッ 自分の呼吸だけがハッハッハッ」
7.GOING TO THE MOON / TRICERATOPS
『ポカリスエット』のCMソングとして使用された楽曲。ポカリのCMは毎回選曲がいいですよね~。
ワーミーペダルを効果的に使ったギターフレーズが印象に強く刻まれます。 イントロからAメロまで、音程を変えながら同じフレーズを続けていくのも非常に面白いです。
エネルギッシュでパワフルな感じが、渋くまとめ上げられているのが堪りませんね!大げさでないテンポ感と抑揚がそうさせているのだと思います。
「上に上に突き進んで どこまで行けるか
確かめてみたくはなるのさ」
8.Happy Trail / 大橋トリオ
この曲は山登りとは特に関係ない内容ですが、サウンドとタイトルがそれっぽいので選びました。
バンジョーがメインで使われている曲なのですが、この音ってどうしてこんないい響きがするんでしょうか。まったりしてて、楽しくて、ノスタルジック。サビではピアノが入り、一気に壮大さを感じます。
まさに山登りにぴったりな曲だと思います。
「明日汽車に乗って
ブラリ あの子の街まで
歌いに行こうか
ソラハハレ」
いかがでしたでしょうか。山登りでは自然の音を楽しむのも良いと思いますが、長い登山の中で元気が無くなってきた際に音楽を聴けばきっといいスパイスになると思いますよ!
動画を貼れなかった曲は冒頭に貼ったSpotifyのプレイリストをチェックしていただくか、apple musicなどのサブスクで探したりiTunesのリンクやmusic.jp から楽曲購入したりしてみて下さい。
他にもこの曲がぴったりだぞ!とかあればぜひコメント欄から教えてもらえると嬉しいです。また、プレイリストのリクエストもお待ちしています!