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【耳コピ塾】⑥自分なりのスタイルに落とし込もう

前回 までで、忠実に耳コピするという作業は完了しました。最後は、コピーした内容を自分なりのスタイルに落とし込んでいきましょう。 演奏するにあたって、忠実にコピーをしなければいけないなんていう決まりはもちろんありません。弾きやすくしたり、好きなニュアンスを加えたりして自分だけのコピーを作り上げていきましょう。

 

 

■弾きやすくしよう

 

押さえ辛いコードを練習して押さえられるようにするのは大事なことですが、手のサイズ感や指の形によって、どうしても弾き辛い!ということもあると思います。そんな時は、無理をせずに自分なりの押さえ方を編み出してしまえば良いのです。例えば私は、薬指が関節と逆の向きに微塵も曲がらないので、Bなどのコードを弾く際、薬指で3つの弦をセーハするのではなく小指・薬指・中指でそれぞれの弦を押さえています。まあこれは割とあるあるな押さえ方なのですが、とにかく押さえられればいいよということです。

場合によっては重要度の低い音を一つ諦めるだけでも、ぐっと弾きやすくなるかもしれません(ただ、経験上弾きにくい原因となるような音は重要度が高い場合が多いです、、、)。重要度とは、その音があることでどれほど聞こえ方に変化があるかということですね。まあこれも主観によるところが大きいので、自分が良いと思えば問題ありません!

また、前後のコードとの繋がりによって形を変えるのも良いと思います。同じ弦を同じ指で押さえると、そこを軸に動かせるのでコードチェンジがしやすいですよね。

 

 

■好きなニュアンスを出そう

 

コピーをしていく中で、「ここはあまり低音を鳴らさずに軽い響きにしたい」だとか「この音を足しておしゃれな感じにしたい」といったように、原曲とニュアンスを変えたい部分も出てくるでしょう。そういったこだわりは、バンド全体のバランスを見ながらどんどん取り入れちゃいましょう。

方法としては例えば、1,2弦あたりを開放弦に変えたり、余った小指でどこか押さえたり、不要な弦をミュートしたりするのがやり易い手ですね。 フレーズの途中で一音だけ変えるいうのもたまに取り入れると変化が出せるのでお勧めです。こちらはよくある、Dの1弦を途中で変化させるフレーズです。

 

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Dを弾く際に、小指でおかずを入れる例

 

また、押さえ方は一緒でも、右手で弾く弦を限定したり、音作りを変えたりしてニュアンスを変える方法もあります。

アーティストにも、スタイルや癖があります。自分の好きなコードがあれば、それを取り入れてみて自分のスタイルを形作っていくのも良いでしょう。

 

 

■曲どうしの繋がりを考えよう

 

ライブでは、何曲かまとめて演奏することになるかと思います。そして場合によっては、1曲終わってすぐ次の曲へ繋げたいという時があるでしょう。そんなときに、チューニングやカポを変える必要があるとどうしてもスムーズには繋げられませんよね。

曲順を変えるという簡単な解決策もありますが、どうしてもこの曲からこの曲へ繋げたいんだ!というこだわりがある場合はチューニングやカポを変えないで弾ける押さえ方を考えるという手もあります。開放弦で鳴らしていた部分を頑張って違う弦で押さえるだとか、オープンコードをバレーコードに変えるだとか、あまりいらない音は諦めるだとか方法は様々です。

ただ、このようにする場合もまずは通常の流れで耳コピを完了させて、その後に押さえ方を変えるという手順を推奨します。理由は、やはり正しいセッティングの方が耳コピがしやすいからです。形が押さえやすかったりコードチェンジがしやすかったりするので音を見つけやすいわけですね。 慣れてきたらこのようにライブ全体の流れにも気を配って弾き方を決めていきましょう。

 

 

■細かいことは気にしない

 

正直に言ってしまって耳コピの細かい違いというのは、ライブで演奏を聞く側にとってほとんど分からないレベルだったりします。特にギタボのバッキングは、右手の弾き方や音作りを含めた雰囲気作りが非常に大事です。耳コピもその雰囲気作りのために正確であるべきではありますが、細かいところの重要度は低いと考えて良いでしょう。もちろん、自分が気になる部分はしっかり考えた方が良いですが、「これでいいのかな」と聞く側の受け取り方を気にしすぎる必要はないということです。

 

 

今回お伝えした内容は、慣れてきたら耳コピをしながら適用してしまって問題ありません。が、逆に慣れるまではやはりまずしっかり耳コピしてからそれを自分なりに変えていって欲しいです。そうしないといつまでも耳コピが上達しないということになりかねません。

押さえ方をコピーする耳コピはこれで終了となります。この後は、耳コピや音作りの参考になるような記事を少しお伝えしていきたいと思います。ひとまず、お疲れ様でした!

ギターの弾き方に正解はありません。無限の可能性を試してみて、自分に合った演奏をしましょう!