1993年生まれ、邦ROCKに育てられた男がおススメする厳選プレイリスト
時間帯や季節、気持ち、シチュエーションなどのシーン別にぴったりの曲をご紹介していきますので、BGMの参考などにして頂ければと思います。これまで公開したプレイリスト一覧はこちらからどうぞ。
私の青春時代である2000~2015年くらいを中心に選んでいきますが、たまに新しい曲や古い曲も混ぜていきます。選定基準は歌詞、曲調、曲名、テンポ感などがメインです。
今回は、「春」プレイリスト21選の第2弾7曲です!
春の曲は非常にたくさんあり、とてもすべては紹介しきれなかったので絞りに絞っています。その代わりどれもぴったりな曲ばかりですので、ぜひ全曲聴いてみて頂きたいです!
第1弾、第3弾はこちらをどうぞ。
- 1.春の歌 / スピッツ
- 2.春の嵐 / bonobos
- 3.HURTS / Homecomings
- 4.春景色 / レミオロメン
- 5.青い春 / RADWIMPS
- 6.春風 / つじあやの
- 7.春らんまん / はっぴいえんど
こちらからSpotifyのプレイリストにいけますので、ぜひフォローよろしくお願いします。
※Spotifyに無かったので、2曲足りていません。
1.春の歌 / スピッツ
この曲を入れないわけにはいかないでしょう。日本の名曲です。
新しい環境に飛び込む訳ではなく、とくに何も変わらないまま次の年度へ進むという方も多いでしょう。そんな人にとっても、やっぱり春は始まりの季節なんです。「実はまだ始まったとこだった」ということにリアルタイムで気づけるようにしていきたいですね。
草野マサムネさんの声は、透き通っているのに掠れてて、軽いのに熱くて、いったいどうなってるんですかねほんと、、、
アコギのカッティングにキラキラしたギターが重なり、春の光が目に浮かぶようです。
「『どうでもいい』とか そんな言葉で汚れた
心 今放て」
2.春の嵐 / bonobos
まったり楽しげな曲ですが、心の中でいろいろな感情がごちゃごちゃしている様子も感じ取れます。
「ッッチャッ ッッチャッ」というビートに自然と肩が上下しますね。 シンセやピアノの音が効果的に差し込まれて、曲に起伏が生まれています。
「うららか」っていう言葉、なんか語感がとても好きです。春の季語ですね。うららかなひとときを楽しみましょう!
「たっぷりと春の嵐 彼女の笑顔
まぶしそうに透きとおって 何か言ったかい?」
3.HURTS / Homecomings
春のだらっと感を味わえる、気の張らない曲です。
元々はもっと暗い曲だったらしく、確かにその片鱗は残っていますが、明るめな曲調もあいまって「ちょっと憂鬱」くらいのテンション感にまとまっています。
収録されているアルバム「SALE OF BROKEN DREAMS」自体が春をイメージしたアルバムらしく、リリースも春にされています。The Format の「The First Single」みたいなシングル曲を作りたいという思いがあったそうですよ。ホムカミは海外アーティストに大きく影響を受けていることがサウンドからも感じ取れますね。
詳細はこちらのアルバムインタビューをご覧ください。
Homecomingsが新作『SALE OF BROKEN DREAMS』に隠した秘密のストーリー、裏テーマの〈幽霊たち〉巡る対話 | Mikiki
「You sould be in sleep well tomorrow
It's a bit like luck」
4.春景色 / レミオロメン
レミオロメンと言えば、「粉雪」や「3月9日」など冬の曲というイメージが強いかもしれませんが、初期レミオロメンはむしろ春とか夏のいい曲があるんです。
この頃はがっつりバンドサウンドで、勢いがあります。まだ少し粗削りな部分も多いのがまたいいですね。
この曲もそうですが、やはり春には「迷い」みたいなマイナス面の感情を覗かせながらも「輝き」といったプラス方向へ進もうという混在した想いが感じられて面白いですね。
「雲の様さ ちぎられた想いなら 春風に揺れている」
5.青い春 / RADWIMPS
RADWIMPSの1stアルバムに収録されているこちらも、純粋で荒削りながっつりバンドサウンドの曲です。緻密に曲を組み立てる今のRADWIMPSとはまた違った良さがありますね。
読んで字のごとく、青春まっただ中の曲です。春は、青いのです。
この曲はまっすぐに青すぎて、なかなか響かないという方もいるでしょう。僕自身、タイミングによってすごくテンションが上がるときとサッと曲を飛ばしてしまうときに分かれます(笑)。今は響かなくても、またふとしたときに聴いてみて下さい。そしてもし響くときが来たら、せっかくだから何か動いてみることができたらいいですね。
貼ってある動画はまったく公式のものではないんですが、この動画を作り上げたという事実も含めてとても曲に合っている素敵な作品です。もうこれが公式PVということでいいでしょう!(笑)
「終わりは始まりなワケであって ヘコむ暇などないワケであって
でもそれが人生のイイとこなんだって 誰かから聞いた気がする」
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6.春風 / つじあやの
CM曲などに選ばれる常連の、つじあやの。この曲は「新どっちの料理ショー」のエンディングテーマとして使用されていました。
一言でいうと、春風が出会いを運び、恋に落ちたという内容です。そしてそれが全てです。春はたくさんの出会いが待っていますよね。同じように恋に落ちてしまう方も多いのではないでしょうか。そんな方は、まさにこの曲のようにウキウキなテンションに包まれていることでしょう。
一曲を通して鳴っている、おちゃめな雰囲気を醸し出すコードフレーズが特徴的ですね。他にも色々な楽器やコーラスが取り入れられていて、楽しげな感じがたまりません!
「君と初めて出会った場所は 春が来たところ」
7.春らんまん / はっぴいえんど
この曲は古く、1971年に発売された名アルバム「風街ろまん」に収録されています。なんともう50年近く前です。しかし、今でも色褪せない、というよりも元々良い具合にすこし褪せているまま今でも親しまれる名曲です。
脱力感MAXで、力強さから正反対にある曲です。ぽかぽか陽気の日に、広い芝生で大の字に寝転がりながら聴いたら最高ですねこれは。
今風な表現になってしまうかもしれませんが、絶妙な「後ノリ」具合がたまらんのです。たぶんこの曲を演奏しているときにどんなミスをしても、全てが味になります。
「暖房装置の冬が往くと 冷房装置の夏が来た
ほんに春は来やしなゐ おや、まあ また待ちぼうけかゐ」
明るく暖かく楽しげ、その中にちょっとだけ寂しさみたいなのが混じっている春。そんな季節を、それぞれのアーティストが思い思いの方法で表現しているのが面白いですね。
動画を貼れなかった曲は冒頭に貼ったSpotifyのプレイリストをチェックしていただくか、apple musicなどのサブスクで探したりiTunesのリンクで楽曲購入したりしてみて下さい。
他にもこの曲がぴったりだぞ!とかあればぜひコメント欄から教えてもらえると嬉しいです。また、プレイリストのリクエストもお待ちしています!